「自分の担当業務を終えてからシフトを終える習慣が身についた」生活支援ユニットリーダーNHさん

モニターでご利用者のデータを見ながら対策を話し合うNHさん

カード型にすることで未記入を片付ける習慣がついた

Q:紙から今回のシステムに移行して大きく変わったポイントは何かありますか?

まず記録が見やすくなりました。誰が何時に何を記録したかがすぐわかるので、今まで伝言に使っていた付箋が圧倒的に減りました。

また、変える際に未記入のカードを片付ける習慣が付いたのでロスが減ったように思います。あとは、各所に、写真が入っていることが一番のメリットかと思います。

写真にすることで情報量が増えて指示が出しやすくなった

Q:現場のリーダーとして変わったと思うところはありますか?

まずは気づきですね。今までと異なり文章だけだと伝わらなかった部分が写真を載せられることで大きく変わりました。また、それによってリーダーから指示が出しやすくなり、結果全体を把握しやすくなったと思っています。

日中シフトの記録漏れがなくなった

Q:記録に関してはどうでしょうか?

以前は夜勤が記録漏れなどを発見するケースが有ったが、カードにすることで残タスクが明確になりロスがなくなりました。記録が間に合わない場合にも申し送り・気付きで連絡ができるのでロスがないです。

カードは基本的に業務(朝食であれば、朝食が来たら朝食・水分・服薬を作成)の前に一斉作成し、記録することでロスがなくなり、業務が明確になりました。

また、お風呂の最中に入浴の記録が出来ることも非常に楽です。その際に褥瘡などが見つかれば写真を取って気づきに投稿するだけというのも簡単でよかったです。

今までは、入浴が全て終わってから記録していたので記入忘れが時々あったので変化としては大きいです。

集計の手間が減ったので帰宅前の確認作業が楽になった

Q:今回のシステムでは利用者の記録の見える化にもこだわりましたがそこに関してはいかがでしょうか?

記録したご利用者の記録が1週間の集計などでぱっと出てくるのは非常に良いです。例えば水分が少ない場合などが可視化できますし、それが医務の方でも確認できるため必要な対策を円滑に行えるようになりました。

今まではこうした集計はシフト終わりに紙をめくりながら足し合わせ等を行っていたのですが、その作業がなくなったため帰る時間は前より格段に速くなりました。

海外からのスタッフさんもスマホなら入力が楽!

Q:Hさんのユニットでは海外のスタッフさんがおられますが、何か反応はありましたか?

海外の方も紙に日本語を紙に書くのは難しいけれど、スマホで入力して記入するほうが簡単で記録がしやすいという話でした。人によっては、スマホでの記録が楽しいという意見もありました。